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開発環境の導入(Windows編)

今回用いるSTM32マイコンは,Windows,Mac,Linuxのいずれでも開発環境を整えることが可能である。

このページでは,Windows環境下でマイコンの開発環境を整えたいと思います。

Windows環境下で必要なソフトウェアは以下の通りです。

  • System Workbench for STM32 …… 統合開発環境。プログラムの作成,コンパイルをこのソフトウェアを使っておこなう。
  • STM32CubeMX …… GUIでポートや周辺機能の設定ができる。HALライブラリを使う場合に便利。
  • WMMC STM32 Programmer …… マイコンにプログラムを書き込む際に必要なソフトウェア。
  • STM32CubeIDE …… SWforSTM32とSTM32CubeMXの機能を統合した新しい統合開発環境。こちらを使えば前述の2つは必要ない。前述の2つはサポートが終了したので2019年5月以降はこちらの使用を推奨。


エクスプローラーの設定の変更

エクスプローラー(フォルダを閲覧するソフト)を起動し,左上の『ファイル』をクリックし,『フォルダーと検索のオプションの変更』を選択します。

Freshman-Environment-Windows-Explorer-1.png


『表示』と書かれたタブをクリックし,次に,『登録されている拡張子は表示しない』のチェックを外します。

Freshman-Environment-Windows-Explorer-2.png


ウイルス対策ソフトの無効化

多くのウイルス対策ソフトは詳細不明なソフトを危険と判定してインストールの中止を求めてきたり、場合によってはそのソフトやインストーラを自動で削除することがあります。ここで使うマイコンプログラミング用のソフトは(ウイルス対策ソフトにとって)マイナーで怪しいソフトとして判定されることがあり、毎年ウイルス対策ソフトのせいでインストールや動作が上手くできない事例が多数あります。それを防ぐ為に、特に気にならない人は予めウイルス対策ソフトを無効化ないしアンインストールしておくことを推奨します。(基本的にWindows10の標準のウイルス対策機能「Windows Defender」が機能していればそれ以上のウイルス対策ソフトは必要ないとされている)


STM32CubeIDE

STM32CubeIDEはSystemWorkbench for STM32 とSTM32CubeMXの機能を統合した新しい統合開発環境で、旧2ソフトはサポートが終了したので2019年5月以降はこちらの使用を推奨。

ダウンロード

ST社のダウンロードページからダウンロードする。ダウンロードにはメールアドレス等の登録が必要だが、迷惑メールに分類されてしまうと認証が出来ないので携帯キャリアのメール(docomoやSoftBankやauのメール)は避けること。

ページ中央辺りにある「ソフトウェア入手」の中からWindowsのPCなら「STM32CubeIDE-Win(STM32CubeIDE Windows Installer)」を選択する。ファイルサイズが600MB以上ありダウンロードにはかなり時間がかかるので、接続が安定したWi-Fiを使う。面倒なら人(先輩)からインストーラを貰えば楽。後からアップデートできるのでバージョンの古いインストーラでも問題ない。

Environment-Windows-CubeIDE DL.png

インストール

ダウンロードしたインストーラを起動して「Next」→「I Agree」→「Next」を選択すると

Program-STM32-Environment-CubeIDE-ScreenShot-2.png

このようなメッセージが出るので、3つ全てにチェックを入れて「Install」を押します。特別な事情がない限りワークスペースの場所を変更する必要はありません。


Program-STM32-Environment-CubeIDE-ScreenShot-3.png

セキュリティの警告が出たら「インストール」を押して下さい。


するとインストール中の表示が出て、待っていればインストールが完了します。最後に「Finish」を押してインストーラを終了させて下さい。


WMMC STM32 Programmer

ダウンロード

インストール

基本的に,ダウンロードした(.zip)ファイルを解凍するだけですが,詳しく手順を説明します。


ダウンロードした「WMMC_STM32_Programmer_ver1.2.zip」を右クリックして「すべて展開」を選択し,ファイルを解凍する。

Freshman-Environment-Windows-Programmer-4.png


解凍すると,「WMMC_STM32_Programmer_ver1.2」というフォルダができる。フォルダの中には「stm32flash.exe」と可愛いアイコンの「stm32programmer.exe」が入っている。この2つの .exe ファイルは,同一のフォルダ内に存在しないとソフトウェアが正しく動作しないので注意する。

Freshman-Environment-Windows-Programmer-5.png


STM32 Programmer が簡単に起動できるように,ショートカットを作りましょう。

解凍して生成されたフォルダ内にある可愛いアイコンの「stm32programmer.exe」を右クリックして『ショートカットの作成』を選択する。

Freshman-Environment-Windows-Programmer-6.png


「stm32programmer.exe - ショートカット」という名前のショートカットができるので,それを ドラッグ and ドロップ でデスクトップへ移動させる。

Freshman-Environment-Windows-Programmer-7.png


なお, WMMCでは標準マウス, トレーサーへのプログラムの書き込みに秋月電子通商の
FT-232RQ USBシリアル変換モジュールを使用しています。
自宅でプログラムを書き込む際は同じものを使用するようにしてください。


【注意】

『WMMC STM32 Programmer』を初めて起動するときに,以下のような警告画面が出てくることがあります。

まず,『詳細情報』をクリックしてください。

Freshman-Environment-Windows-Programmer-8.png


『実行』を選択すると,起動できます。

Freshman-Environment-Windows-Programmer-9.png

System Workbench for STM32 (サポート終了)

ダウンロード

OpenSTM32のSystem Workbenchのダウンロードページからインストーラをダウンロードしてください。ダウンロードにはOpenSTM32のアカウント登録が必要なので注意

今回はWindows環境下での仕様を想定しているので,「Latest Windows 7 64 bit installer」をダウンロードします。Windows10 を使用していても「Latest Windows 7 64 bit installer」です。サイズが500MB近くあるのでダウンロードにかなり時間がかかります。お茶でも飲みながらゆっくりしていてください。

インストール

ダウンロードした(.exe)ファイルをダブルクリックすると,インストーラが起動します。インストールは画面の指示通りに進めれば良いです。途中,ST-Linkのドライバのインストールをするか否か問われるが,迷わず「インストール」を選びましょう。

初期設定

インストールした SystemWorkbench for STM32 を起動させて初期設定を済ませましょう。まずは SystemWorkbench for STM32 を起動させます。

Freshman-Program-Prepare-SW4STM32-Icon.png

ワークスペースの設定

起動すると,まず以下のような画面があらわれます。これは『ワークスペースをどのフォルダに指定するか』を選択する画面です。

特別な事情がない限り初期値の『C:\Users\ユーザー名\workspace』を変える必要はありません。ワークスペースの場所は覚えておきましょう。

Freshman-Program-Prepare-SW4STM32-ScreenShot-1.png

インデントの設定の変更

次に,SystemWorkbench for STM32 の設定画面を開いて設定を変更します。

メニューの『Window』の『Preference』を選択します。

Freshman-Program-Prepare-SW4STM32-Indent-1.png


『C/C++』の『Code Style』の『Formatter』を選択します。次に,『New』を押します。

Freshman-Program-Prepare-SW4STM32-Indent-2.png


『Profile Name:』に「CubeMX」と記入し,『K&R [built-in]』が選択されていることを確認して『OK』を押します。

Freshman-Program-Prepare-SW4STM32-Indent-3.png


『Tab Policy:』を『Spaces only』に変更し,『Indentation size:』を「2」に,『Tab size:』も「2」に変更します。変更が済んだら『OK』を押します。

Freshman-Program-Prepare-SW4STM32-Indent-4.png


最後に『OK』を押して設定は終了です。



STM32CubeMX (非推奨、CubeIDEのインストールを推奨)

STM32CubeMX は,STM32のコードジェネレータであり,ポートや周辺機能の設定をGUIでおこなうと勝手にプログラムを出力してくれる優れものです。HAL ライブラリを使ったプログラムを書くときに併用すると楽です。

ダウンロード

ST社のSTM32CubeMXのダウンロードページからダウンロードする。ダウンロードにはSTアカウント(OpenSTM32アカウントとは別物)の登録が必要なので注意(面倒なら他の人から.zipファイルを貰えば良いと思う)。

ページの最下部の「GET SOFTWARE」からダウンロードします。最新版をダウンロードしましょう。

Freshman-Environment-CubeMX-VersionSelect.png


インストール

ダウンロードした(.exe)ファイルをダブルクリックすると,インストーラが起動します。インストールは画面の指示通りに進めれば良いです。途中,JAVAのインストールを求められます。素直にJAVAもインストールしましょう。